レントゲンのおさらいでこの本を読んでみました( ^^)
今まで胸部レントゲンの勉強は自部署の勉強会のみ。
なんとなーーく「これは、胸水か無気肺っぽいな?」とやってきました。
やはりこのまま“なんとなく”ではよくないと思い、勉強しなおす決意をしました。
この本を選んだ理由は長尾大志先生が書いているから!
長尾先生の著書「やさしイイ 血ガス・呼吸管理」を読み
とても分かり易くお気に入り図書だったので今回も先生の本を選びました。
“レジデント向き”と謳っている本は初学者におすすめです。
第1章から第6章まで約300Pの容量でぎゅぎゅぎゅっと最低限の知っておくべきことが分かり易く書かれています。
長尾先生の話ことばで書かれてあるので、堅苦しい説明はなくすらすらと読み進めます。
第1章 読影を始まる前に知っておくべきこと
読影のための最低限のルールですね。
シルエットサインであったり、読影の手順などですね。
ブロンコ体操は覚えましたw
youtubeにもあるので検索してみてください。
肺を立体的に覚える手助けになると思います。
第2章 胸部X線写真のどこを見るか
肋骨や横隔膜、縦郭陰影の正常異常を学びます。
ここも基礎知識ですね。
僕は肋骨の数え方に苦戦しましたw
第3章 X線で黒くなる病態と白くなる病態
ここで普段私たち看護師も意識してみようとしている
胸水、無気肺、コンソリデーションの見方がでてきます。
第4章 胸部CTで見えるもの
CTの基礎知識も学びなおせました
第5章 CTで飛び飛びに白くなる病態
この章はどちらかというと集中治療であまり目にすることもない疾患が多々あったので流し読みしました。
第6章 読影クイズ
初級、中級、上級がありました。
読影の手順に沿った解答でとても参考になりました。
胸部レントゲン画像を見て、「こうだ!」と正解しただけでは意味がありませんよね。
ただのクイズになってしまいますよね。
胸部画像や呼吸機能を考え、介入する。
無気肺を起こしているなら、解除するための体位ドレナージ等の肺理学療法を実践していきましょう。
そもそも無気肺形成はほんの少し、看護師の責任を感じます( ゚Д゚)
画像を見る習慣をつけて、よりよい看護を提供できるよう頑張っていきましょう♪